日常生活の中では、ちょっとした発熱や擦傷、原因はわからないが不調を感じる、など、様々な症状の患者様が来られます。一見、何気なくみえる症状であっても、重篤な疾患につながる可能性もあります。治療を通じて疾患の重篤化や慢性化を防ぐこと、専門的な診断治療を行う院内の専門医へつなぐこと、あるいは外部の専門医療機関を紹介することなど、様々な状況に対応することが、総合診療センターの役割です。専門的な医療を目指す医療センター(ユニット)だけではなく、患者様の潜在的な疾病診断の窓口となることも、地域に根差した病院としての重要な役割であると考えています。
総合診療センター(内科系)について
私たち医師は、ただ単に病気を治せばいいということだけでなく、患者さんのココロの中に一歩入り、その人の立場に立った考え方やふれあいを大切にしております。身体が病めばココロも病んでいく患者さんに、病気に対する不安を取り除き、気軽に話し合える雰囲気づくりの中から病態のみならず、精神状態・心理背景までも読み取り、診断、治療方針を定めていきます。
当科が診察している主な病気
内科疾患全般
診療科の特色
総合内科を軸に糖尿病専門医、消化器専門医、呼吸器専門医など常勤専門医と、非常勤ではありますが、循環器、神経内科などの専門医と連携して縦割りではなく総合的な診療をします。また地域包括病棟、回復期病棟などでは、身体的回復を目標にするのはもちろんのことですが、ソーシャルワーカーなどと協力し社会的資源の活用などで在宅を中心にした医療が受けられるような総合的診療をします。
医師の紹介
万波 俊文
- 専門分野
循環器(特に高血圧・動脈硬化)
- コメント
人生100年時代と言われており、内科に入院されてくる方もほとんどの人が80~90歳代になっております。
そのため、病気だけをみるのではなく、その人が歩んできた人生、周りの人々(家族)に寄り添った医療を届けていけるようにしたいと思っております。
二宮 憲二
- 資格
・日本内科学会認定内科医
・日本救急医学会救急科専門医
・日本化学療法学会抗菌化学療法認定医
・ICLSコースディレクター
・JATETCプロバイザー
・AMLSプロバイザー
・TNT 修了