障害者・難病センターでは、現代の医学において治療困難な神経難病に罹患された患者様、重度意識障害や交通事故後の脊髄損傷などによる重度肢体不自由の患者様などの尊厳を守り、患者様のご家族にも安心してお任せいただける医療を提供いたします。
地域医療全体において急性期医療が委縮せずに医療資源を最大限活用できる環境を支えるためにも、また、それぞれの保険医療機関、病棟が本来の役割を維持していくためにも、スタッフ一人一人が障害者・難病センターの果たすべき役割を常に意識し、日々研鑚しております。
当センターでは、入院ご希望の患者様、ご家族様に対し、担当医師が自ら面談し、当院で提供可能な医療内容をご説明し、患者様本人、ご家族の意思を確認したうえで、入院時よりその方針に従って入院診療を継続していきます。患者様、ご家族と真摯に向き合い、患者様の尊厳を守る医療、患者様のご家族に安心していただける医療を提供できるよう細心の注意を払っております。
60床を有する病棟は、人工呼吸管理が必要な患者様や経管栄養を受けている患者様などで多く占められ、病棟で看護・介護にあたる看護師、看護助手、リハビリスタッフなど各部門のスタッフが連携し、日々患者様のケアにあたっています。
