整形外科

整形外科は下記領域の様々な症状に対して診察を行っています。

当科が診察している主な病気

全身すべての関節、筋肉、四肢の血管、皮下組織から脊椎、脊髄、末梢神経などの運動器(体を動かす部分に関わるところ)が対象となります。

当科で行っている主な治療

骨粗鬆症に対する内服や注射による治療が非常に増えており、患者様に合った治療法の選択や指導も行っております。最新の治療も取り入れ、五十肩に対して、伝達麻酔下による肩授動術も行っております。

診療科の特色

高齢化社会が進み、90歳以上の患者様でも手術加療をすることが多くなってきました。手術前に十分な検査をし、全身状態の許す限り対応しております。 低侵襲手術にも力を入れ、関節鏡手術も膝だけでなく肩や股関節にも取り入れております。 この10年、人工関節初回手術の感染例はありません。

医師の紹介

西庄 武彦 整形外科部長

資格

日本整形外科学会会員・元代議員 日本整形外科学会整形外科専門医
リュウマチ認定医 脊椎外科認定医

経歴

徳島大学整形外科教室助手 国立善通寺病院整形外科医長 同診療部長 国立徳島病院院長

専門分野

脊椎外科・人工膝関節手術はそれぞれ1,000例以上、人工股関節や関節骨切術はそれぞれ400例以上執刀医としての経験をしています。現在の研究テーマは人工股関節の正確な設置と軟部組織の修復による関節の安定性の獲得による術後脱臼防止、人工膝関節術における靭帯バランスの獲得、並びに整形外科手術における深部静脈血栓の防止対策などです。